「自分を安売りしない」ということを最近意識している。
そもそも資本主義社会でタダは罪だからね。
たくさんお金を循環させることが景気よくする簡単な方法なら、無料やタダというのはその循環を滞留させること。
この前、会社の受託案件を受けて給料以外に5万稼いだんだが、そのときの話。
僕は今エンジニアにジョブチェンジしている最中で、実際に開発した経験がない。
そこで会社が融通してくれて、僕でもできる仕事を回してくれたんだけど、はじめは「お前の勉強のため」みたいなクソみたいな理由でお金のことはうやむやにされて仕事を受けてた。
それで、この前その案件の延長でテストのエビデンスを作る仕事をもらってやらせてもらったんだけど、その前に一応仕事振ってくれた取締役にお金に関して出るのか聞いてみた。
アルバイト程度という話だったが、お金をもらえないわけではないのでその分仕事を全うしようと思って引き受けた。
仕事を受ける前からお金の話すると「金にがめつい」みたいに思われたくないからちょっと話しづらいなとも思っていたんだけど、それで嫌々仕事やってダラダラやって時間無駄にしたり、品質の低い成果物出すってのも嫌だったので思い切って(?)言ってみたという経緯。
ちなみに内容に関しては、開発経験がない僕でもできる仕事だったし、丸2日くらいかかるようなボリュームだったのでとてもためになった。
特にターミナルからSQLでデータベース操作したので今までなんとなく覚えていたSQLを実際に使う機会があって思い出すことができた。
で、話の本題なんだけど、自分を安売りしないってとても大事だよなってこと。
女性の場合は簡単に体を許すのは軽い女(チョロい女)だと思われたくないという意味で、安売りしないって言うことがあると思う。
一方で男の場合は仕事が人生においてかなり大きなウェイトを占めるから、仕事において自分を安売りするという文脈が多い。
結局「時は金なり」ではなくて「時は命そのもの」だから、自分の命を安く売るってことになる。
安い仕事は人を成長させてくれないし、モチベーションも上がらないから生産性も落ちる。
そうやって一回しかない人生を終わらせてしまう。
とは言っても、安くても仕事があるだけましということもあるかもね。
そういうときは給料以外の収入を無理にでも作る。
たとえば今だったらランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングもあるし、アドセンスなどの広告収入など個人でも収入を得る機会というのはある。
大事なのは、自分は忙しくて、自分の時間は貴重だと他の人にアピールするということ。
自分から忙しいというのはダサいが、たとえばその日残業があるかもしれないのであれば「今日は○○:○○から予定がある」と前もって周知しておくとか、あまりにもタスクが多いのであれば、「今日ではとてもできそうにないので、優先度高いものからやります」と優先順位をつけて、"今日全部やる"と明言しない。
そもそも残業なんてやっても効率のいい仕事ができるわけないし、いったん家帰って一風呂浴びたりしてリラックスしてから自分のタスクこなした方が気分転換になる。
したがって仕事の時間をしっかり区切って(残業とかはしないで)、他の収入のための時間を確保する。
最初はそうやってリラックスしながら少ないながらも給料以外の収入を得るための準備をしていくことが大切。
意外なことに自分で仕事を受けるようになると、会社の仕事よりもやりがいを感じたり、逆に会社の仕事もメリハリを意識して効率良く済ませられるようになる。
結局一番言いたいことは、「自分を安売りしない」というのは「自分は忙しくて、自分の時間は希少で高い」というのをアピールすることにほかならない。
そのために複数の仕事を受けて、一方で無理難題や安い報酬で仕事をさせられそうになったら、もっと高い報酬の別の仕事を引き合いに出して、報酬をあげてもらったり、要求を減らしてもらったりするのがおすすめ。
遊びに行ったり、飲みに行ったりするのに残業できないというのはタブーにしても、生活があって(副業してるとは言わない)帰らないといけないから残業できないというのであれば仕方ない。
僕の場合は副業OKの会社なのでこの点はかなり融通が利くのでとてもやりやすい。
ぜひ参考にしてもらえると僕も嬉しいです。
では。