Mac歴1年未満の僕が思うWindowsよりMacが優れていると思う理由
大前提として世の中には操作を便利にするソフトがあるので慣れている方であればWindows/Mac関係なく自分好みのマシンが作れる。 したがってそのような方には有用ではないかもしれない。 このエントリではMacの購入を検討しているPC初心者の決断を後押ししたいという目的のもと、Macのいいところを書いていきたい。
MacにあってWindowsにない機能
- iPhoneとの同期やデータの受け渡し、ミラーリング等が便利
- かな/英字変換が別キーなのでMarkdown記法がしやすい
- Microsoft Officeに伍する表計算・ワープロ・プレゼンソフトがプリインストール
- 音声認識ソフトがプリインストールされていて便利
- スクリーンキャプチャがかんたん
- UNIXベースなので開発が安価で楽、必要なソフトやツールがプリインストールされている
- エンタープライズ使用(ボリュームライセンス使用料)が安価(OS X server等)
やはりiPhoneの普及がMacの利用者の増加を促している気がする。 海外ではAndroidのシェアがかなり高いが(7〜9割くらい)、こと日本ではiPhoneのシェアがかなり高い(4対6くらい)。 YouTuberのなかにはゲーム攻略チャンネルを開設している人が多いが、これはひとえにMac&iPhoneのおかげ。 MacにプリインストールされているQuickTimePlayerを使えばiPhoneの画面をミラーリングしながら撮影することができる。 これをWindowsでやろうとするとReflectorのような有料ソフトをインストールしなければならない。
またWindowsは英数・かな変換がトグル操作となっているので今どっちの入力方式なのかがわかりづらい。 一方Macはかなと英数が別ボタンなので一度ボタン位置を覚えてしまえば今どちらの入力方式なのかわからなくても体感的に操作できる。 これはマークダウンのような半角スペースを多用するような記法でも使えるのでとても重宝する。
またPagesやNumbers、KeynoteなどのMS Officeに対応するオフィスソフトがプリインストールされているので個人利用であれば不自由なく使える。 しかしMS Officeとの互換性は基本的にないのでMS Officeは別で入れるのが無難(Macの弱点)。
他にも音声認識ソフトが標準で備わっているので、文字書き起こしなどにとても便利。 これをWindowsでやるとなるとAmiVoiceなどの有料ソフトを購入しないといけない。 ただオフライン環境でも音声認識させるためにはソフトを手元(ローカル)にインストールしなければならない。 僕はなるべく手元の環境は軽くしておきたいので、インストールしたことはない。 インストールせずインターネット経由で音声入力を利用する場合、当然だがネット環境がないと認識しないので注意。
その他開発がしやすい、大量購入の際のライセンスが低コストなどがあるが、個人レベルではそのメリットを享受することはなさそう。
WindowsにあってMacにない機能
- DVDドライブが内臓されている
- (モノによるが)テンキーが付いている
- Windowsのみの便利ソフトがある
「PCベース(Win8,10)でタッチパネル操作ができる(iPadはiOSでOS Xではなく操作性に劣る)」とかも入れようかなとか思いましたが、もはやそれほどの違いでもないので省略。 Macはフォントもそうだが、ジョブズが見た目の美しさにもこだわり抜いたマシンのため、なるべくスマートな作りになっている。 そのためDVDドライブやテンキーボードなどは外付けになっている。 僕は必要ないのでいいが、業務内容によっては不都合になることもあるので注意。 またいくらMacがかっこいいからといって、世の中のシェアはWindowsが過半数を占めているためフリーも含めて有益なソフトの本数はWindowsの方が多い。(数えていないがw) 需要と供給のバランスを考えれば当然なのでMacのシェアが今まで以上に上がらない限りソフトの絶対本数はWindowsに軍配があがる。
まとめ
僕の環境では業務内容的にもMacがかなりフィットしているが、結局は使用用途によってくると思う。 フロントエンドのエンジニアはWinでもいいが、サーバサイドやデザイナーはどちらかというとMacの方がいい気がする。 事務系や企画系はOfficeを使う機会が多いのでWindowsの方がいい。 日本でもスタートアップ企業の増加とともにMacユーザーが増えている印象があり、教育機関でも着実に受け入られつつある。 かっこいいだけじゃないMacの魅力に少しでも多くの人に気がついて欲しいと思う。