たくろぐ!

世界一のチラ裏

恋愛バカにしたり、好きって言えないやつに仕事できるやつはいない

相手に好きという気持ちを伝えるべきだよって話

「恋愛」と「仕事」に関して。

仕事が手につかなくなったので、結局恋愛うまくやらんと仕事もうまくいかんよなって話。

今まで自分の感情をガン無視して、仕事ばかりがむしゃらに頑張ってたことの反省も含めて。
 
「恋愛」と「仕事(や将来の夢や理想)」を分けて考えちゃダメだよってことが言えれば。

導きたい結論

  • 人はすぐ忘れる。好きな人も。好きになった気持ちも。熱い情熱も。将来の夢も。
  • 仕事も恋愛も、しなかった・できなかった原因を自分に都合のいい言い訳で正当化し続ける。
  • だから将来何か為したいと思ってる人ほど好きって気持ち伝える努力して。

経緯

最近恋をしたって話。

相手はJavaの外部研修で出会った子で、会った瞬間から自然に好意が生まれた。

その子は秋田出身の23歳の女の子で、頭がよくて、若いのにしっかりしてるし、何よりめっちゃ可愛い。

最初は気恥ずかしくて、Facebookで見つけて友達申請してメッセンジャーで連絡取ってたんだけど、最近になってようやくLINEも交換した。

僕はかわいいと思ってるということだけ伝えてて、彼女の反応もそこまで悪くないと思ってる。

でもそれ以上はまだ言えてない。

というのは実はその子は同じ会社の人?と婚約済みで、6月にも結婚式があるらしいから。

婚約指輪を見るたび現実に打ちのめされそうになる。

それでも僕が連絡を取ってる理由は、講義のときにその子が婚約相手とあまりうまくいってないと言ってたから。

主体性が大事だよ、とか傾聴力が大事だよとかの話をしてるときで、たまたま思いついただけかもしれないけど、僕だったら当たり障りのない話しかしない。

僕から見て彼女はとても頭がよくて、そういうところも含めてちゃんと考えて話す子だと思ってたから、わざわざプライベート引き合いに出すのってなんでかなと思った。

というかワンチャンあるって思いたかった。

で、あらためて。

僕は4月から茨城に配属になり、彼女とはちょっと距離が離れてしまうんだけど、言うことはきっぱり言いたいと思ってる。

「好き」という気持ち。

「仕事」と「恋愛」を分けてた自分

僕の学生時代の話をちょっと。

自分で言うのもなんだけど、実は僕は昔からモテるのだけが取り柄で、中学の卒業式のときには女の子の後輩たちに握手を求められたり、高校のときの子に卒業してから告白されたりすることが何度もあった。

当時僕はあまり恋愛にのめり込むのもダサいと思ってて、恋愛に本気になったことはほとんどなかった。

いわゆる「お勉強」もそれなりにできたので、無駄に自信家で、プライドだけが一人歩きしてた。

幼児的万能感(できないことまでできると思うこと)という言葉があるらしいんだけど、まさにそれ。

自分は将来何か社会的意義の大きなことを為す人間だと思っていて、「恋愛」なんて無駄なものだと思ってた。

その気持ちは社会人になって少し変わった。

初めて付き合った子は3つも年上で、そのときはなんとなく、いっしょにいたら楽しそうだなと漠然と思って、僕の方から告白した。

その予感はだいたいあっていて、その子とは結局3年も付き合った。

でも最後には別れる形となってしまい、今振り返ってみると「恋愛」を無意味に考えているというより「仕事」で人に認められたいという渇望が渦巻いていたのかと思う。

そのときの僕には漠然とした「成し遂げたい何か」があって、それが中身だけ空っぽのまま大きく膨らんでいくのを感じていた。

そしてそれがどうにも抑えられなくなったときが僕と彼女の別れだった。

学生のときよりは少しは大人になったが、それでも「何か為さなきゃ」というプレッシャーだけが僕を不安にさせていた。

結局「恋愛」と「仕事(とか将来の夢とか何か為したいという気持ち)」を分けて考えていたのかなぁと今では思う。

「仕事」も「恋愛」もいっしょ

  それから2年たって、仕事面で会社員から個人事業主になったり、引越しをして環境が変わったりで、とても多くの気付きがあった。

主体的に行動することの重要性や、基礎の大切さ(や物事の順序)、感情のコントロールの仕方や、情報収集の方法の変化など多くの学びがあった。

以前僕の感情を駆り立てた「漠然とした何か」は明確な目標になり、「人生のゴール」をなんとなく意識するようにもなった。

それを達成するための時間や労力も払える覚悟ができたし、若いうちにできる苦労は全て引き受けるくらいの気持ちもできた。

そんなときに冒頭の彼女に出会って、今の自分が以前の恋愛を冷めた目で見ていた自分とは違うことに驚いた。

今までは体良く諦めるのも大事だと思っていたし、自分のなかである程度の見切りをつけたらアプローチするのをやめていた。

それは"相手を困惑させない、混乱させない"、と「相手のためでもある」と自分自信を説得していたのが理由かもしれない。

たとえ相手が僕の言葉を嬉しく思ってくれたとしても、相手を困らせてしまうと思ってた。

その辺はめっちゃ難しいと思う。

仮に僕に好意を持ってくれていても、婚約していて、結婚式も近いともなれば、それをひっくり返すのはかなり難しい。

たとえ婚約相手とのケンカが絶えなくても、結納をしたときの両親の顔や、結婚式に招待した友人や親戚の顔を思い出してしまい、婚約破棄する勇気などなくなってしまう気がする。

そんなときに僕が自分の気持ちを伝えても、普通に引かれるだろうし、嬉しいと思ってくれていても余計な不安をあおってしまう。

世の中の不幸を少しでも減らしたいと思って仕事してるのに、自分に最も近いはずの人を動揺させてしまうようなことはしたくないなと思う。

そういう気持ち全部ひっくるめて僕なりに一応理解はしてるつもりなんだけど、それでもやっぱり思うことは、こういうのって結局全部「言い訳」なんだよなってこと。

実際には相手がどう思っているのかなんて本人しかわからないし、それは直接聞かないとわからないし。

だったら憶測で心配や不安を膨らませずに、相手の反応を常にポジティブに捉えられようになった方が断然いいよねと。

ここ数年でいろんな心境の変化や人間的な成長があって、恋愛にも真摯に向き合う気持ち、相手を大切にしたいという気持ちにさせてくれたのかもしれない。

「恋愛」が簡単に買えるものなら買う

彼女には幸せになってほしいと思う。

今の婚約相手との「冷戦」(彼女がそう言っていた)がマリッジブルーみたいな一時的なものが原因ならばいっそのこといい。

ただ、僕は決して望んでいないが、彼女が万一旦那さんと関係を修復できずに離婚ともなると結婚生活の時間や慰謝料をめぐる裁判など、精神的苦痛だけでなく、金銭的にも、肉体的にも辛い思いをすると思う。

そして万が一、彼女が離婚してしまったら、僕は今無理やりにでも止めなかった自分に後悔すると思う。

だから彼女には僕の今の気持ちをちゃんと伝えたいと思う。

でもやっぱりそのハードルは高い。

最初は結婚式場のキャンセル料(2ヶ月前)の400万*30%=120万と婚約指輪(ピンクシルバー的なやつ)の買取30万くらいの合計150万円、損害賠償(50〜200万が相場)は分割支払いできる(らしい)ので月々5万、36回払いで総計300〜350万円くらいを覚悟すればいいとか思っていたけど、お金だけで解決できるほど簡単な話じゃないこともわかってる。

むしろお金だけで解決できる問題なのであれば、一生かけて(おおげさ?)返すつもりなんだけど。

彼女にそれだけの覚悟をさせるのに、僕の言葉の説得力だけではあまりに無力すぎる。

彼女に聞きたいこと

 
でももしこのまま気持ちを伝えずにいたら、絶対後悔することは間違いない。

もう彼女の笑顔を身近で見られなくなると思うと辛いっていうのもあるけど、

時間が経てば、彼女を好きな気持ちを忘れてしまう自分が怖いし、

そのとき行動に移さなかったことをいろんな言い訳で正当化して、人としての成長を拒み続ける人生になると思う。

結局、恋愛も仕事や人間的成長も全部同じことなんだと思う。

だから好きって気持ちを伝えるのってマジで大事。

彼女に聞きたいことはめっちゃたくさんある。

なんでネイルしたの?

なんで美容院に行くとき「どこ行くの」って聞いたとき動揺してたの?

なんでパーマかけたの?

 
お願いだから、マジで勘違いさせてくれ。

 
彼女が今どんなことを考えていて、何を不安に思っているのか聞きたい。

どうして婚約相手と飲みに行かずに、研修の仲間と飲みに行くのか聞きたい。

彼女のノリのよさが本心なのか、ただの強がりなのか知りたい。

どうして僕とLINEしてくれるのか知りたい。

 
全部聞きたいけど、こんな質問攻めしたら引かれるのがオチだから聞けないわー。

焦らず時間を置いて、ゆっくりのがいいかなぁとか思いながら、ずっと答えを求め続けてる。

おセンチでオトメンな27歳の春。

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