ワークマンがJASDAQ市場時価総額1首位になった
ワークマンが今若い人の間で人気らしい。
ニュース等で聞くところによると機能性が高いうえにファッショナブルでもあり値ごろらしい。
しかしこの記事で一番驚いたのは日本マクドナルドホールディングスがJASDAQ市場株であったこと。
あれだけの大企業(時価総額約7,000億、純利益約170億)なのでてっきり東証一部だと思い込んでいた。
日本マクドナルドの沿革
日本マクドナルドと言えばやはり藤田田さんという実業家というイメージがワイのなかで大きい。
実はほかのチェーン店の数年後と後発だったのだが、1990年〜2000年代にはハンバーガーの市場シェアの60-70%を占めているようだ。
現在店舗数は2,900店舗を超え、2位のモスバーガーの1717店舗(2019/10/13現在)と比較しても圧倒的だ。
その後プロ経営者である(とWikipediaに書いてあった)原田泳幸が社長に就任し、さらに成長を遂げる。
ちなみに原田さんは一時はかのAppleの社長をやっていたという超敏腕経営者である(今知った)。
数年前に床に落ちた鶏肉をチキンナゲットの原料にしている動画や異物混入事件があり、(それらの因果関係があるかは不明だが)そのタイミングで現CEOのカサノバさんが就任した。
その後店内の清潔感を高める改革やメニュー刷新などの施策が功を奏し、風評被害等で一時回復が困難と言われていた会社をV字回復させた。
親会社である日本マクドナルドホールディングスは以下。
JASDAQから東証一部への市場変更基準
ここからが本題だ。
ここで流通株式についての項目で以下の意味がわからなかったので調べてみた。
流通株式数(比率) 上場株券等の35%以上
以下の資料によると日本マクドナルドホールディングスの流通株式総額はたぶんこれ。
発行済株式総数: 132,960,000株
ちなみに発行可能株式総数は以下の記事が詳しい。
今回こちらは関係なさそう。
つまり132,960,000株の35%が流通株式数となればいい。
計算方法は以下の通り。
わいの考え方が間違っていなければ
先ほどの発行済株式総数から大株主であるマクドナルド・レストランズ・オブ・カナダ・リミティッドとマクド・エー・ピー・エム・イー・エー・シンガポール・インベストメンツ・ピーティーイー・リミティッド、日本マクドナルドグループ持株会の持株数を引けばおおよその額が推測できる。
持ち株率で計算した方が楽なため、100% - (25.26% + 24.73% + 0.64%) = 49.37%が市場に解放されていると思われる。
つまりこの上場株券等の35%の基準は満たしているのではと思う。
ほかに基準を満たしていないものもない気がするし、東証一部に市場変更しようと思えばできるという状況なのであろうか?
う〜ん、腑に落ちないなぁ。
まとめ
今回上場基準を調べてみてとてもおもしろかった。
基準を満たしているかは複雑な計算式になっていて難しいと思うので以下のように実際に計算しているブログもぜひ参考にしてほしい。
P.S. 楽天証券にアカウントを開設していたのを忘れていて、これから日経テレコン21が無料で見れるハッピー生活が迎えられそう。
脳汁ダダ漏れ注意報!!!(えっ