たくろぐ!

世界一のチラ裏

人を変える説法

ディベートをしよう

僕の好きな作家に苫米地英人さんがいる。
彼は学生時代にディベートを専門に学ぶ
経験をしたというが僕も人を変えることが
したいので説得力のある話し方をするためには
ぜひチャレンジしたい分野のひとつである。

それこそディベートには数々の
テクニックがあるというが、
僕は今までディベートの経験が皆無なので
僕なりの人を変える説法の方法を
備忘録として残していきたい。

まずは聞く

最近リスティング広告の勉強をしているが、
そこで大切なのはペルソナを描くということ。

ペルソナというのは
その商品やサービスを使う人の特性のことで、
個人が特定できるようなまさにこの人!という人を
思い描いてターゲットにすること。

ディベートであればこのペルソナの
人が欲しがる言葉を選んだ
商品やサービスの提案をするということが
購買につながりやすいということ。

例えば、
34歳の銀行員の女性で
夫はプロトレイルランナーで年収は500万円、
世帯年収は1200万円、
子供は2歳の男の子が1人おり、
週末は山登りやキャンプ、スノーボードなどの
アウトドアがもっぱらの活動である。

ファイナンシャルプランナー2級の
資格も持ち、
倹約家で無駄だと思った買い物は
ほとんどせず旅行するときも
そのとき最安値になるツアーを選ぶことが多い。

このようなペルソナ像が
話し相手だとするとなかなか手ごわいが、
まずはとにかく相手の話を聞いて、
相手が何を重視した価値観を持つのかを
理解することに努めるべき。

そこからその人の言動や行動の
矛盾点を導いてあげて
もっとその価値観にあった方向性を
導くと相手は喜んでくれる。

決めつけない

よく陥りがちな失敗として
相手の話を聞くと今までの経験から
相手がこういう人だと勝手に型にはめて
理解してまいがちであるがそれはよくない。

常にこれがあなたです!という
決めつけにならないよう
これってこういうことですか?とか
そのときあなたはどう思ったのですか?とか
その人の行動や言動の真意を読み解く
努力をすべき。

まずは聞く、そして決めつけの発言を
しないことで相手は心を開いて
心の内を教えてくれる。

後出しだから伝家の宝刀

切り札は後にとっておくというのは
マンガやアニメだけではない。

特にディベートの議論の中では
相手の自己矛盾を引き出すために
多くの引き出しを作りながら
議論を展開していく必要がある。

こう聞かれたらこう答える、
という問答集の中で自己矛盾が
生まれないよう理論を形成していくのが
ディベートにおいて重要なのだが、
特に終盤にいけばいくほど
引き出しの多さがものをいう。
そしてその引き出しがゼロになったほうが
負けるとするなら最後の最後まで
伝家の宝刀は懐に忍ばせておく必要がある。

そのためには先にも言った通り、
まずは話をしっかり聞いて
相手の理解に努めるべき。
そして少しずつ相手の矛盾点を
洗い出す材料を作りつつ、
小出しにして議論をすすめていくべき。

相手を論破したいと思っている人ほど
この伝家の宝刀を序盤に出して
しまいがちなので、
相手は悩みを打ち明けてくれた
友達のような気持ちで接してあげると
より相手に刺さる理論展開をすることが
できるようになる。

編集中