経緯
ずっとやりたかった電子工作。
以前、同じシェアハウスの男の子(20歳!)が
電子工作部を立ち上げよう!という企画に
乗っかってArduinoを買ってスーパーおんぶに抱っこ状態で
LEDつけたりして遊ぶだけ遊んで放置していたのを反省し、
ついに重い腰を上げて始めました・・・
Arudiunoはどっちかっていうと電子工作で
知的好奇心を満たそうとしてたのに対して
こっちのラズパイ案件は社長にラズパイを
もらったのでLinuxの勉強をしようと
ACアダプター等必要最低限のものだけ買って
始めました。
やってみるとめっちゃ楽しい!
初心者でもわかりやすいようにまとめてみるよ!
用意したもの
- Raspberry Pi3(RSコンポーネント製)本体
日本製も作り始めたみたいで、これはUKソニー製造っす。
RSコンポーネントは日本の代理店っぽいからまぁ安心できると思われ。
※ element14製がいい人はこちら
- AC電源アダプター、ケーブル
これは電源のON/OFFスイッチ付きで重いアプリ動かすとき
とかにも電力不足を補える3.0Aまで対応してるのでおすすめ。
以下は家にあるもので代用可なので任意で買ってくだしゃい。
- microSDカード(miniSDカードのアダプターも必要)
OSのイメージファイルを入れるのにこれが必要です。
ド初心者はもともとOSイメージ入ってるやつ買った方がいいかもね。
きばん本舗さんから出してるやつが一番安かったんだけど、
動作保証ありって書いてあるのに起動できないって書いて
あったので見送り。
モノが悪いのか、使い方が悪いのかはわからないので
ダメ元で買うならどうぞ。
※ こっちは上のAC電源アダプターとSDカードのセット
まとめて買うならこっちでOK。
- PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 墨/無刻印 英語配列(HHK)
うちの会社ボーナスもないのにこのために買っちゃったw
もちろんUSキーボード、黒の無刻印モデルでしょw
まぁMacでも使えるし・・・(涙目)
こんないいもの買えないなんて貧乏は罪だな!(逃走)
トラックボールマウスは慣れれば最高にいい相棒になる。
これは左手用で、デスクをさっぱりさせたいので
右側にiMacのマジックマウス(Karabinarで拡張済み)、
左側にこれを置いてる。
- Acer ディスプレイ モニター K202HQLAbd 19.5インチ/5ms
これは安いやつ適当に選んだから
自分で好きなのを選んでくださいな。
HDMI接続できればなんでもおk。
アキバ行けば中古で半値くらいで買えるかも。
手順
本なら初心者にはこれがいいかも
Raspberry Pi 3でつくる IoTプログラミング
mac book airにmicroSDを挿入してOSイメージをコピーする
iMacでも手順は同じ。
僕はRASPBIAN JESSIE LITEってOS入れた(GUIなし)。
GUIっていうのはいわゆるWindowsとかMacOSとかみたいな
目で見て操作できるやつ。
"グラフィカル ユーザー インターフェース"の略ですね。
その逆はCUIで、このLITE版は文字がずらっと出てきて、
コマンド(sudo apt-get ~とか)でPCに直接命令するOSっす。
グラフィックを出さないからその分軽量(サクサク動かせる)。
GUIは人間に見やすい描画を実現するのにPCちゃんを頑張らせてるのね。
なんでLITE版にしたかっていうと、
使ってないくっそ古いmicroSDが4GBしかなかったのと、
まぁLinuxの勉強するわけだしCUIでいっかって思ったから。
逆に言えば、ハード側であるPCが非力だろうが、
SDの容量が少なかろうが、
ソフト側のOSやアプリを軽量化すればサクサク動かせるってこと。
ミニマリストは正義。
注意点としては、"マウント解除"っていうのは
SDカードを"取り出す"とは違うよってこと。
誤解を恐れずわかりやすくいうと
"マウント解除"がソフトウェア的にSDカードを外す、のに対して、
"取り出す"はハードウェア的に(物理的に)外すということ。
詳細は上のリンクを参照して欲しいんだけど、
簡単に手順を説明すると、
microSDカードを"FAT32"っていう形式でフォーマット(初期化)する ※ 名前はRASPBERRYPIにするのがいいかも
Raspberryのページ www.raspberrypi.orgでOSをMacにダウンロード
ダウンロードしたzipファイルを解凍して、
(「2016-11-25-raspbian-jessie-lite.img」ができる)microSDカードにコピー$ sudo dd bs=1m if=2016-11-25-raspbian-jessie-lite.img of=/dev/rdisk2
を実行 (Password:を入力する)
※ けっこう時間かかる完了
みたいな感じ。
4.のときにすげー時間かかってたから一回キャンセルしたけど、
同じコマンドやりなおして普通に大丈夫だったw
AC電源やキーボード、マウス、モニターをつないだRaspberry Pi3にmicroSDを挿して起動させる
続いてフォーマットしたmicroSDカードをラズパイに挿して、
アダプターの電源ボタンをONにする(逆にやっちゃダメ!)
するとラズベリーが4個くらい出てきて、
いろんな文字がめっちゃ走る。
ログインする
loginが出たら"pi"、
passwordには"raspberry"を入力して実行。
これで緑色の文字で
pi@RASPBERRYPI ~ $
って出たら完了。
Wi-Fiにつなぐ
ログインした後は、
最新のソフトウェアにしておきたいんだけど
ネット環境がないとアップデートが
できないからこれを解決するためにWi-Fi設定をやる。
ここは煩雑なので以下に詳細を載せておく。
- ラズパイ上で
$ sudo iwlist wlan0 scan >> wifiList
これで現在いるディレクトリにwifiListというファイルができて、
ここに現在無線で取れるアクセスポイント一覧が書き込まれる。
$ ls
でwifiListがあるのを確認して、nano wifiList
でwifiListを開く
繋ぎたいアクセスポイントのESSIDをひかえる
これでpiユーザでも書き込みができるようになる。
$ sudo sh -c 'wpa_passphrase SSID名 接続のPassword >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf'
で
ルーターのSSIDとPASSWORDをwpa_supplicant.confファイルに保存する$ sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
して、中身を確認するnetwork={}の中に、 以下を追記する。
proto=WPA2 key_mgmt=WPA-PSK pairwise=TKIP CCMP group=TKIP CCMP
nanoを終了するのはctrl+X > Y >Enter
$ sudo nano /etc/network/interfaces
でインターフェースファイルの設定を行う
いったん中身を全部削除して(もしくはコメントアウト)、
auto lo iface lo inet loopback iface eth0 inet dhcp auto wlan0 allow-hotplug wlan0 iface wlan0 inet dhcp wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf iface default inet dhcp
をコピペ。
$ sudo reboot
で再起動する
これで設定が完了。
MacからSSHでリモートログインする
$ raspi-config
でWi-Fiの設定をenable(有効化)して、
$ ip route
でpiユーザのIPアドレスをひかえる
macのターミナルを開いて、
$ ssh -l pi IPアドレス
でssh接続して完了!
まとめ
りなっくすのおべんきょうがはかどる!
いじょう!